ドイツ・リートの魂を奏でる名伴奏者。巨匠フィッシャー=ディースカウのマスタークラスのピアニストとして、知られざる巨匠の素顔を綴った待望の著書が2025年2月に刊行。
東京都出身。武蔵野音楽大学卒業、ケルン音楽大学大学院修了(歌曲演奏法)。フィッシャー=ディースカウのマスタークラス伴奏者。「詩と音楽」の研究をケルン総合大学で始め、その後東京大学大学院修了。博士(学術)。国内外でコンサート活動を行うほか、各地で講演、講習会をひらき、「アンサンブルとしてのドイツ・リートの魅力」を伝えるべく活動中。ドイツ・リートのコンサートシリーズ„Die
Taubenpost“(ディー・タウベンポスト)を2000年に立ち上げ主宰している。CD「岩の上の羊飼い」(MM1216)リリース、著作に『聴くヘルダーリン/聴かれるヘルダーリン―詩作行為における「おと」』(書肆心水)ほか。現在、武蔵野音楽大学准教授、お茶の水女子大学、早稲田大学非常勤講師。