Ricardo Tamura
メトロポリタン歌劇場、ドイツのオペラハウスを席巻
知的でドラマティック、圧倒的な美声と声量
ブラジル生まれの日系三世。レパートリーは幅広く、‘驚くほど伸びやかな声’‘極めて安定した、輝ける高音’などの賛辞を得ている。もともと科学者を目指していたが、その才能を見出されてからは、ジュリアード音楽院の奨学金を得て学び、チューリヒ歌劇場インターナショナル・オペラ・スタジオに移り、わずか1年で、ドイツ・カッセルでデビュー。ヨーロッパ、アジア、アメリカ各地の劇場にて、これまで900回を超える公演に出演。2013年12月には、メトロポリタン歌劇場に『トスカ』カヴァラドッシでデビューし、その後もたびたび出演している。ベルリン・オペラ・アカデミーなどで教える他、日本にも度々来日。活躍の場を更に広げている。