Dietrich Henschel
巨匠フィッシャー=ディースカウの後継者
オペラ、リート、現代音楽まで幅広く活躍する名バリトン
リヨン歌劇場とパリ・シャトレ座の共同制作ブゾーニ「ファウスト博士」でグラミー賞、フィガロ、「タンホイザー」ヴォルフラム、「ドン・ジョヴァンニ」、「ヴォツェック」他、現代作品ではミュンヘン・オペラ・フェスティバルにてウンスク・チン「不思議の国のアリス」マッドハッターを初演と録音(ナガノ指揮)など、世界各地で活躍。ラトル、カンブルラン、シャイー、大野和士らと共演、ガーディナー、ヘレヴェッヘ、アーノンクールとはオラトリオの録音も多い。リートではリサイタルに加えマルチメディアプロジェクトにも取り組む。23-24年はフィレンツェ歌劇場で新制作「ファウスト博士」や、アイスラー「ドイツ交響曲」の日本初演(バイグレ指揮 読響)、ボン劇場でシェーンベルク「モーゼとアロン」初のモーゼ役も絶賛を浴びた。