Brein, Schmid & Gansch Trio
ゲオルク・ブラインシュミッド(コントラバス、ヴォーカル)
ベンジャミン・シュミット (ヴァイオリン、ヴォーカル)
トーマス・ガンシュ – トランペット(フリューゲルホルン、ヴォーカル)
現代ウィーン最高峰のインプロヴィゼーション
音楽の都、ウィーンの歴史が三人のトップミュージシャンを集結させた。クラシックの理想とジャズのグルーヴ、そして多くのオリジナル楽曲を行き来する中で、三人とも過剰なまでの超絶技巧(ヴィルトゥオジティ)をそなえ深味のある本物の音楽を生み出している。まさに即興によって誕生した究極室内楽!トランペットで気の合うパートナーといえば、ゲオルク・ブラインシュミットのモットーは「ガンシュか、そうでないか」だ! そして、トリオの 3 人目のメンバーとしてヴァイオリニストが欠けている場合は、もちろんシュミードルではなくシュミットを選ぶ。本当にグルーヴしたいなら、三位一体の音楽は最高だ。究極のコンボの土台となるベースは、ジャンルの枠を忘れさせる素晴らしいアイディアから生み出される。音楽
を作る喜びがそのまま表現に変換され、もちろんユー
モアも欠かせない。そして何より素晴らしいのは、すべての喜びが個々の演奏家の気品に基づいていること
だ。彼らに言わせれば、ロッシーニの『ウィリアム・テル』序曲は、クラシック音楽の枠をはるかに超えたジャズの可能性を示している。しかし、三人のアーティストたちは、ロッシーニにとどまらず、音楽の歴史いろどる作品たちすべてを引き寄せ、ステージで目を輝かせながらその時その場でしか味わえない即興音楽をこれでもかと創造していく。さらに、ブライン、シュミット&ガン\シュは、演奏技術の複雑さをまったく感じさせずに、当たり前のようにプレイする。
危険な語彙でしか言い表せないが、あえて言うならば、犯罪と音楽の友である彼らの創り出すエンタテインメントは、やみつきでその中毒性も危険だ!