ウィーン放送交響楽団副首席コントラバス奏者
ウィーン放送交響楽団副首席コントラバス奏者、上オーストリア音楽学校教師。15歳でコントラバスを始める。東京藝術大学を卒業後、ミュンヘン音楽大学マイスタークラス及びブルックナー音楽大学マスタークラスに学び、満場一致の最高点で卒業。バイエルン放送交響楽団アカデミー生、ドレスデン国立歌劇場管弦楽団契約団員、リンツ・ブルックナー交響楽団正団員ならび同団契約首席奏者を経て、2018年よりウィーン放送交響楽団へ入団し、試用期間を満票で合格。コントラバス奏者としての活動の傍ら、エレクトリックベースを独学で学び、デニス・ラッセル・デイビス、ブルックナー交響楽団と共にソリストとしてウィーン楽友協会大ホールにデビューする。山本修、永島義男、西田直文、ハインリッヒ・ブラウン、アントン・シャッヘンホーファー、ヘルベルト・マイヤー各氏に師事。ヤマハ留学支援制度、ユー国際文化交流支援基金奨学生。演奏の傍ら、執筆活動や音楽学研究も積極的に行い、ウィーン調弦とコントラバスの歴史に関する論文でオーストリア国営放送ラジオでインタビューを受ける。ウィーンを始めヨーロッパ各地でリサイタルを開催し好評を博している他、オーストリア各地で災害被災者や小児癌、難民支援などの慈善コンサートを定期的に主催している。チェコ・シマンドル国際コントラバスコンクール第1位並びフッカ特別賞受賞。