リサイタルは未就学児にも開放。次の世代のための育成事業にも力を注ぐ。
3歳より才能教育研究会スズキ・メソードでヴァイオリンを始める。京都国際学生音楽フェスティバル、北九州芸術祭に出演、岡山交響楽団と共演他、ソリスト、室内楽奏者としても活動する。2006年に渡露。チャイコフスキー記念ロシア国立モスクワ音楽院研究科に2年在籍した後、大学院に進み2011年に修士号を得る。修士論文≪明治初期の日本における西洋音楽の需要と供給≫が高く評価され、モスクワ露日交友協会主催の講演会に招かれる。モスクワを中心にモスクワ音楽院選抜生によるコンサート、ロシアの春国際音楽祭、クリン芸術祭を始めとする音楽祭、美術館、博物館などでの演奏会に多数出演する他、3年連続でモスクワ音楽院にてソロリサイタルを開催。帰国後2012年に始まった≪季節に音を聴く≫リサイタルシリーズは、全8公演ともに盛況となり、その模様は、NHK≪こんばんは北九州≫において『若き女性バイオリニスト将来の夢と思い』として取り上げられる。現在は、地域の町づくりに焦点を当てたコンサート作りを行い、ソロ、室内楽奏者として日本を拠点に演奏活動を行う傍ら、後進の指導、子供の感受性教育《段ボールでヴァイオリンを作ろう》コンサート付きワークショップのプロデュース、ソビエトをテーマにした講演会、ロシア語通訳などの活動も行う。一般社団法人Op.113(オーパス・イイサ)理事。